2022/9/2~9/4：“うおぬま Jazz Camp 2022” が熱く開催されました！

2022.09.23 ／ News

今年3年ぶりとなる”うおぬまJazz Camp 2022″が、9/2(金)〜9/4(日)魚沼市小出郷文化会館で開催されました。

10年続いた”ジャズセミナー＠魚沼”というネーミングを2020年に刷新しましたが、コロナ禍によりその年は東京オリンピックと共に開催ができず、翌年2021年は “うおぬまJazz Camp ‘Online’ 2021″として、東京のスタジオから様々なプログラムを2日間にわたり配信する形で開催いたしました。

そして、ようやく今年、待望のリアルJazz Campを3年ぶりに開催することができました。

Jazz Campは、9/2(金) 11:00amの開講式からスタートするのですが、前日木曜日には、第一回から必ず地元小出高校吹奏楽部を訪問します。
この夏の時期はコンクールも終え、1,2年生中心のメンバーとなりますが、いつも元気いっぱい、清々しくキャンプ講師陣を迎えてくれます。
今年の共演曲は、”Satchimo !”という巨匠ルイ・アームストロングにまつわる楽曲のメドレーアレンジでした。
指揮を担当した池田篤先生は、楽曲中のブルース進行を用いて、高校生たちに即興演奏のパートも加え、みんな人生初ジャズ体験！

最終日の小出郷文化会館大ホールでの演奏では、講師や受講生と共に、スタンディングでアドリブも披露してくれていました。

翌日9/2(金) 、小出郷文化会館には新幹線、高速バス、自家用車などを利用して、関東圏のみならず、新潟、愛知、広島からも受講生の方々24名が集結しました。リピーターさんと初めて参加の方がちょうど半々くらいです。年齢は10代から60代まで幅広く、ジャズという音楽の多様性、そして底力を改めて感じました。

開講式が終わると、会館３階にある見晴らしのいい「かまくらサロン」に移動し、昼食。

午後からいよいよ本格的なプログラムがスタートします！

Ensemble Class として6つのコンボグループに分かれ、このグループメンバーで講師・コーチと共に学びますが、その他にも各楽器別の個人レッスンや、混合ジャムセッションなどのプログラムもあります。

そして、昨年のオンライン・キャンプでも大好評だった配信もするという、ハイブリッド・ジャズ講座が2日目には開かれました。
（こちらは有料アーカイブ配信でご覧いただけます。下記ご参照ください。）

夕方まで様々な講座を受講し、18時に会館を出発、一路宿泊先の「ゆのたに荘」へ。
温泉と、地の食材をふんだんに使った豪華な夕食を楽しんでいただき、その後はジャムセッションという名の宴会？

いやその前に、毎年大変人気の高橋徹先生による「ジャズ講座」を聴講します。今年は音楽プロデュサークリード・テイラー氏にスポットを当て、あれも？これも？と思うような名盤を聴きながら、その時代のジャズシーンを深く語っていただきました。

そしていよいよジャムセッション！
同じコンボのメンバーに声をかけたり、その場で組み合わさったり、先生と共演したりと、お酒も楽しみながらのセッションとなりました。
演奏だけでなく、先生方との懇親の場になったり、質問タイムになったりと濃厚で充実した時間が流れます。

例年はその後、小宴会場の座敷で講師も含めて自由参加の懇親会をするのですが、そこはコロナの状況を鑑みて、我慢我慢。

二日目のトピックスは、なんと座学３連発！

椎名豊先生、池田篤先生、井上智先生による特別講座。

座学といっても、スキャットで歌ったり、ダンスしたり(Swing Dance)、実際に演奏したりと、それぞれにとてもアクティブな講座となりました。

この様子は、ツイキャスでリアルタイム配信され、さらにアーカイブがJECコミュニティー(JECメンバー登録要)より視聴可能となります。

2日目の旅館でのジャムセッションは、昨日よりリラックスした雰囲気満載で最後の夜は更けていきました。

さて、充実の２日間の講座を経て、3日目は小出郷文化会館ジャズ実行委員会主催、大ホールでの“サマー・ジャズセミナー＠魚沼< Meet The Jazz vol.12>”への出演です。
各アンサンブル・クラスによるコンボ演奏をはじめ、小出高校吹奏楽部も参加したラージ・アンサンブル。そして、ラストはコーチ・講師陣によるミニ・コンサートもありました。